奈良実家 雑感その1

2019.02.16 Saturday

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    家の中心に座敷が2間と仏間がある。

    すべての部屋同士は襖と障子と欄間で区切られている。

    どの部屋も四隅に柱があるだけで四方を襖か障子で仕切られおり、壁というものが無い、要するに障子と襖を全開にするとすべての部屋がつながるようになっている。

     

    私は実家にいる際には奥の座敷で過ごしており、この大きい部屋に布団を敷いて寝ているわけです。

    天井高も高く、襖も重厚、八畳の部屋だが、昔の京間畳のため一畳がちょっと大きいサイズ広々した八畳間なわけです。

    何も無い八畳間に布団だけ敷いて寝るのはなんとも贅沢な気分にもなるし、ポツンと寂しい気分にもなったりする。

    私は、いつもこの奥座敷を使うわけだが、仏間に隣接している座敷はあまりいい思いが無いのである。この座敷で2度ほど寝たことがあるが、必ずと行っていいほど夜中金縛りに合ってしまう。どう考えても誰かが私の太ももあたりに正座していてそのまま私の顔を覗き込んでいるように感じるわけです。

    まぁ、婆ちゃんか爺ちゃんが覗き込んでるのかと思うが、寝苦しいので今は奥座敷で寝ることにしている。この座敷で寝る限り金縛りに合うことは無い。

     

    この二間の座敷は本来は、法事や行事ごとの時に親戚とかお客さんを通す部屋として使われていたわけですが、今となってはオカン一人暮らしには無用の部屋となっているわけです。

     

    この実家には中学生の時から高校時代を過ごしていた。

    当時はこの家があまり好きではなく

    奈良から脱出したい気持ちでいっぱいであった

    大学は武蔵工大に入学することになり、一人東京に上京し期待の一人暮らしが始まるわけである。

    大学から就職も東京

    奈良には1回/年に帰省するぐらい・・・

    別に何の未練も奈良にはない感じであった

     

    しかし、歳と共に

    おやぢになったからなのか?

    この家の佇まいや

    細かいディテールが気になってきた

    オカンが怪我をし親父が亡くなり

    現在では4回/年 奈良に帰省している

     

    この座敷がとても居心地が良くなってきているわけである。

     

    90年もののこの家

    どうにか住み続けることが出来ないのか?

    とても気になりだしているこの頃である。

     

    家があまりにも大きく広いのでリノベーション、修理するにもそれなりに費用もかかるわけで・・・

    弟夫婦が春には帰ってくる予定だが、この家のリノベーションは諦め、裏の空き地に新築を建てた。

     

    座敷から見えていた庭、納屋が無くなってしまった。

    しょうが無いけどね

    でもね・・・

     

     

     

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