奈良の日本酒

2019.11.05 Tuesday

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    いつもの田原本の酒のあべたやさんで仕入れたのはこの2本

     

    みむろ杉

    大倉 源流

     

    この源流がちょっと

    あべたやのご主人もこれ呑んだことありますか?っと

    ちょっと癖があるので・・・

    当然呑んだことはないが、ご主人のレビュー見て呑みたくなったっと・・・

     

    このお酒

    コンセプト・ワーカーズ・セレクションというシリーズで全国のいろんな蔵が出してます。

    そのひとつの奈良県版

     

    うんちくをメモっておきます。

    これ読んだらやっぱり呑みたくなる

     

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    我々はいつから、お酒を「頭で飲む」ようになってしまったのでしょう。「このお酒はこの酵母を使っているから」「酒度・酸度がこの数値だから」「黒麹を使用した常圧蒸留だから」など。。。しかし、本来のお酒の楽しみ方は、その土地の風土や造り手の哲学が1本のボトルに表現されたお酒を、それぞれの飲み手が自らの「感性」でもって楽しむことが一番だと考えます。
    コンセプト・ワーカーズ・セレクション(CWS)では、そのような「感性に訴えるモノづくり」を一番に開発された商品たちです。

     

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    あべたやさんのレビューは
    ◎試飲しました
    グラスに注ぐとやや黄金色、まず驚きの香りです。ブルーチーズやトロピカルフルーツ、ハチミツや百合の花、貴腐ワインのような甘く複雑な香りがします。そしてさらにビックリの味わい。トロミのある熟しきったフルーツを思わす複雑な甘さに、とてつもなく大きな酸。一般的な日本酒より酸味が強く、ドライな白ワインをイメージさせるほどです。

    その酸味の中に甘味もあって、口が少しすぼまる様な甘酸っぱさを持っている。既存の日本酒には中々ない味わいです。かと言って飲みにくいわけではありません。キレは抜群に良く、後口はサッパリして余韻にもすこし甘酸っぱさを残します。通の方々、これはハマりますね。際立った個性をぜひお試し下さい。

    ラベルデザインは、京都に事務所を構えるデザイナーの矢口氏。得意のグラフィックを用いながらも従来のお酒のラベルとは異なるアート要素を入れたもので、大きな大河も遡っていけば源流/小さな湧き水に辿り着くという発想のもと、湧き水をイメージしたラベルになっています。

     

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    個性の極み。コンセプトワーカーズセレクション史上もっとも個性派のお酒が誕生しました。大倉さん曰く、昔の文献をさかのぼってみると、はっきりとは理解できないのですが「菊もと」という言葉が出てくるそうです。それは菊の花が咲く時期、ちょうど今頃のまだ暖かさが残る時期に「水もと」の造りである、生米と蒸米を水に浸け乳酸菌を繁殖させた水「そやし水」を使用した酒造りをします。既に発売中の大倉源流「水もと」との大きな違いは、二段仕込みであること。

    ご存じの方も多いかと思いますが、そやし水とは、ものすごく簡単にいってしまえば、お米を水に浸けて一度腐らすわけですから、よく腐った牛乳や足の裏の匂いに例えられますが、ものすごく異臭がします。それが仕込みの段階で最終的にお酒になるまでに消えていくのですが、この度は二段仕込みのためにその香りが立ち香に残っています。大倉さんも造りの最中「腐ったか?」と思ったらしいですが、モロミは健全に発酵しアルコールはしっかりと16度以上出ました。正真正銘の個性派純米酒の誕生です。

     

     

     

     

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