万年筆職人
2013.09.30 Monday
RICOH GRD
わたしは左利き
字を書くのも、ハサミも、包丁も、ボールを投げるのも全部ひだり・・・
右利き仕様のまま慣れてしまったのは
ギターとマウスぐらいかな?
字は上手くないが書くのは好きで特に万年筆は好きなのだが、昔から万年筆も本来右利き用に造られているので左利きではどうも引っかかったり・・・っと
左で書き味の良い万年筆になかなか出会えなかった・・・
最近、気に入っているのはセーラープロフィットシリーズのEF
小さい字をちまちま書くので丁度良い
左利きでも良い感じ
で、パイロットの万年筆を買ってみたのだが、どうも書き心地がイマイチしっくりこなかった・・・セーラーとはかなり違う感じの書き心地
で、見つけたのが川口氏
この方、セーラー万年筆でペンドクターをやられていたのだが、定年退職されて広島でペン先調整されていると知った
調整費用は3000円
パイロットの万年筆を2本、川口氏に送ってみた
書き心地の症状を細かく書いて同封した
2週間ほどで丁寧に梱包されて戻ってきました。
で、試し書きしてみたところ・・・
驚きです。
インクが途切れなく左利きでもスラスラと線が書けるわけです・・・
完全にストレスフリーになりました。わたしのパイロット万年筆
ちょっと、パイロット中心に使い込んでみよう
インクフローの調整とペン先をEF用に研ぎ直してもらいました。
こういう方がいらっしゃるのが素晴らしい・・・
部品交換は出来ないみたいですが、どんなペン先も調整して再生してしまう見たいです。
フェイスブックの川口明弘氏ページを見れば職人技が垣間見れます・・・
すっかり使わなくなってしまっているモンブランもお願いしてみるかな?
私的には日本語を書くにはやっぱり日本製の万年筆っと思っているわけです。